限界研blog

限界研の活動や記事を掲載します。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「全開レビュー」「名作新作クロスレビュー」の休止のご案内

さて、大変残念なことですが、好評をいただいていた「全開レビュー」「名作新作クロスレビュー」を当会の都合のため、一時休止することとなりました。「全開レビューEX」はこのまま継続してまいりますので、変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

「ミステリの批評がこんなに楽しいわけがない」イベント映像のご案内

対話型トークイベント「Biri-Bire酒場」にて、『21世紀探偵小説』刊行記念イベントとして10月9日に開催した限界研の「ミステリの批評がこんなに楽しいわけがない」のトークイベント映像が、下記アドレスにて公開されています。無料版と有料版の二種類があり…

早川Jコレクション読破への道 7 小林泰三『海を見る人』

早川書房のJコレクション、全部で何冊あるんだっけ…。ともかく! ちびりちびりと紹介していきます。 海を見る人 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2002/05メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 120回この…

ダンカン・ワッツ『偶然の科学』(早川書房)【評者:海老原豊】

友達の友達の友達の友達の友達の友達ってだれ偶然の科学作者: ダンカン・ワッツ,Duncan J. Watts,青木創出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/01/25メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 63回この商品を含むブログ (35件) を見る友達の友達の友達の友達の…

『S-Fマガジン』2013年1月号 にレポートとガイドを掲載

「日本SF作家クラブ創立50周年記念特集」に限界研メンバー、海老原豊、岡和田晃、藤田直哉が執筆しています。S-Fマガジン 2013年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/11/24メディア: 雑誌購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (…

「ミステリマガジン 特集:ミステリが読みたい!2013年版」にて執筆担当

会員の蔓葉信博が「ミステリマガジン 特集:ミステリが読みたい!2013年版」の国内篇本格総括欄を執筆しました。ミステリマガジン 2013年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/11/24メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブ…

「東西ミステリーベスト100」に寄稿

「東西ミステリーベスト100」に会員の蔓葉信博がライトノベルコラムを書きました。週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 2013年 1/4号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/11/21メディア: 雑誌購入: 7人 クリック: 145回この商品を含むブロ…

Jコレ読破6 八杉将司のSF小説『Delivery』 

これまでのあらすじ★ 日本のゼロ年代SFを牽引してきた早川書房のJコレクション。その読破への道を歩み始めた一人の男がいた。彼の道のりは、険しく長い…… Delivery (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)作者: 八杉将司出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/…

暴力はコミュニケーションの中に――『アウトレイジ ビヨンド』と『危険なメソッド』

藤田直哉※『アウトレイジ ビヨンド』と『危険なメソッド』の内容と結末に触れています。 暴力を“観せる”のが得意な、北野武と、デヴィッド・クローネンバーグという二人の監督がいる。彼らの最新作『アウトレイジ ビヨンド』と『危険なメソッド』は、偶然な…

藤田直哉「謎のリアリティ ミステリとキャラノベ」(『ジャーロ』2012年秋号)

『ジャーロ』限界研連載評論「謎のリアリティ」に藤田直哉が寄稿しました!! 藤田直哉「謎のリアリティ ミステリとキャラノベ」(『ジャーロ』2012年秋号) [rakuten:hmvjapan:12006587:detail] 詳しくはジャーロ | 電子書籍 | 光文社光文社オフィシャルH…

『海老原豊評論集』より演劇論まえがき

これまでのあらすじ☆ 第15回 文学フリマに出店します!! http://bunfree.net/ 日時 11月18日(日) 11:00〜17:00 場所 東京流通センター ブース 限界研 (エ-32) 新刊『genkai vol.2』は『渡邉大輔評論集』と『海老原豊評論集』の2本立て。 [[『海老原豊…

『ユリイカ 2012年12月臨時増刊号』総特集†永野護 『ファイブスター物語』の普遍、『花の詩女 ゴティックメード』の衝撃

『ユリイカ 2012年12月臨時増刊号』 総特集†永野護 『ファイブスター物語』の普遍、『花の詩女 ゴティックメード』の衝撃ユリイカ2012年12月臨時増刊号 総特集=永野護 『ファイブスター物語』の普遍、『花の詩女 ゴティックメード』の衝撃作者: 永野護…

同人評論集『渡邉大輔文芸論集』(辻村深月氏インタビュー収録!)販売

渡邉大輔です。 今週末の11月18日(日)に、東京流通センターで開催される第15回文学フリマ(11時〜17時)に、サークルで参加します。 公式サイトはこちら⇒文学フリマ | 小説・評論・詩歌 etc.の同人/商業作品展示即売イベント ブースは、「エ‐32」です。…

Jコレクション 読破への道 その5 山本弘『まだ見ぬ冬の悲しみも』

これまでのあらすじ☆ 第15回 文学フリマに出店します!! http://bunfree.net/ 日時 11月18日(日) 11:00〜17:00 場所 東京流通センター ブース 限界研 (エ-32) 新刊『genkai vol.2』は『渡邉大輔評論集』と『海老原豊評論集』の2本立て。エスエフのイ…

Jコレクション読破への道4 西島大介『凹村戦争』

これまでのあらすじ☆ 第15回 文学フリマに出店します!! http://bunfree.net/ 日時 11月18日(日) 11:00〜17:00 場所 東京流通センター ブース 限界研 (エ-32) 新刊『genkai vol.2』は『渡邉大輔評論集』と『海老原豊評論集』の2本立て。エスエフのイ…

フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

これまでのあらすじ☆ 第15回 文学フリマに出店します!! http://bunfree.net/ 日時 11月18日(日) 11:00〜17:00 場所 東京流通センター ブース 限界研 (エ-32) 新刊『genkai vol.2』は『渡邉大輔評論集』と『海老原豊評論集』の2本立て。『海老原豊評…

ブラック★ロックシューター論〈空気系〉作品が隠蔽してきたものの暴露【評者:旭秋隆】

「制服切り刻まれて、心を刻まれるより、自分が切り刻まれるほうがマシだ!」 この台詞は主人公黒衣マトの友人、神足ユウが最終回で叫んだものだ。そして、この台詞はTVアニメシリーズ『ブラック★ロックシューター』で描かれていること、即ち、現代の若者、…

SF論争史にみる二項対立の運動−−巽孝之編『日本SF論争史』(勁草書房)

これまでのあらすじ☆ 第15回 文学フリマに出店します!! http://bunfree.net/ 日時 11月18日(日) 11:00〜17:00 場所 東京流通センター ブース 限界研 (エ-32) 新刊『genkai vol.2』は『渡邉大輔評論集』と『海老原豊評論集』の2本立て。そのうちの『…

『海老原豊評論集』■序文 批評の運動

文学フリマで販売する限界研の新刊『海老原豊評論集』より序文 ■序文 批評の運動 本書を貫く考え方は〈二項対立の運動〉である。 〈二項対立の運動〉は一昔前の言葉を使うとジャック・デリダという思想家が提唱した脱構築といえる。一見すると対立しているA…

第15回 文学フリマに出店します!!

第15回 文学フリマに出店します!! http://bunfree.net/ 日時 11月18日(日) 11:00〜17:00 場所 東京流通センター ブース 限界研 (エ-32) 新刊『genkai vol.2』は『渡邉大輔評論集』と『海老原豊評論集』の2本立て。 既刊『genkai vol.1』と『kluster…