「防犯/監視カメラの映画史ーー風景から環境へ」海老原豊
『ビジュアル・コミュニケーション』に収録した「防犯/監視カメラの映画史ーー風景から環境へ」は、どのようなものか?
この論考は、防犯/監視カメラが出てくる映画をたどる通史。
1 そもそもそのカメラは防犯なのか? 監視なのか?
2 「監視カメラ」と聞いたときに、防犯に役立つならと思うけれど、どこか感じる居心地の悪さ。その正体は?
3 これだけカメラが社会に街にあふれたとき、私たちのアイデンティティはどう変化するのか。
がわかる論考になっている。
論じている作品は以下。
『モダンタイムス』
『1984年』
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『LOOK』
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『マイノリティー・リポート』
『イーグルアイ』
『ロボコップ』
限界研のイベントがあります!!!
「「動画の時代」の「映画批評」はいかに可能か
ポストメディウム的状況を考える
『ビジュアル・コミュニケーション』(南雲堂)刊行記念トークイベント」ジュンク堂書店 池袋本店
開催日時:2015年11月17日(火)19:30 〜
書店ウェブサイトへ
佐々木友輔×三浦哲哉×渡邉大輔 (司会進行:冨塚亮平)
ここ最近、映画の世界は大きな変化を迎えている。誰でもスマホで「映画」っぽいものが作れ、ネット上にはVine動画やゲーム実況など、いままで見たこともないような新しい映像コンテンツが映画と肩を並べるようにして、活況を呈するようになりつつある。
『映画とは何か』(筑摩書房)など、映画の現在について先鋭な批評活動を繰り広げる俊英・三浦哲哉氏をゲストに迎え、9月末刊行の評論集『ビジュアル・コミュニケーション――動画時代の文化批評』(南雲堂)の内容を踏まえ、こうした「動画の時代」にかつての「映画批評」はどのように対応していくべきなのか。『ゼロ・グラビティ』『親密さ』 『ルック・オブ・サイレンス』『THE COCKPIT』……などなど、数々の話題作を
素材に、そして映画誕生120年の現在、あらためて「映画」と「映像」の関わりについて「映画批評」の観点から徹底的に語り合う。