2017年8月30日に限界研編『東日本大震災後文学論』(南雲堂)の出版を記念してトークイベントが開催されました。限界研メンバーである杉田俊介、藤井義允、藤田直哉に加え、ゲストに編集者・文芸批評家である仲俣暁生さんを迎え、「いま、震災後文学を読む」と題して議論をしていきました。
- 作者: 限界研,飯田一史,杉田俊介,藤井義允,藤田直哉,海老原豊,蔓葉信博,冨塚亮平,西貝怜,宮本道人,渡邉大輔
- 出版社/メーカー: 南雲堂
- 発売日: 2017/03/10
- メディア: 単行本
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仲俣暁生×杉田俊介×藤井義允×藤田直哉
「いま、震災後文学を読む」
『東日本大震災後文学論』(南雲堂)刊行記念
http://bookandbeer.com/event/20170830_bt/
「震災後文学」について、年代を超えて様々な意見が出され、「震災後文芸」、死者復活論、東北ユートピア論、ディストピア化する世界など、多岐に及ぶ議論がなされました。
今回の限界研ブログでは、そこで配布されたそれぞれの登壇者が選ぶ「いま、読むべき震災後文学リスト」を特別掲載したいと思います。本リストは各登壇者が考える「震災後文学」をそれぞれの視点から五冊選び、論じたものになっています。