限界研blog

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「伊藤計劃以後」記事まとめ

限界研では『ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後のSF』(南雲堂)を刊行以来、「伊藤計劃以後」をテーマに様々な取り組みをしてきました。

ポストヒューマニティーズ――伊藤計劃以後のSF

ポストヒューマニティーズ――伊藤計劃以後のSF


当ブログで読める「伊藤計劃以後」関連の記事一覧です。



まずは『ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後のSF』に収録された論考のダイジェスト版です。

岡和田晃「「伊藤計劃以後」と「継承」の問題――宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』を中心に」(1/10)
蔓葉信博「科学幻視――新世紀の本格SFミステリ論」(2/10)
藤井義允「肉体と機械の言葉 ――円城塔と石原慎太郎、二人の文学の交点」(3/10)
藤田直哉「新世紀ゾンビ論、あるいはHalf-Life(半減期)」(4/10)
山川賢一「アンフェアな世界 『ナウシカの系譜』について」(5/10)
渡邉大輔「SF的想像力と映画の未来――SF・映画・テクノロジー」(6/10)
シノハラユウキ「人間社会から亜人へと捧ぐ言葉は何か――瀬名秀明「希望」論」(7/10)
飯田一史「ネット小説論――あたらしいファンタジーとしての、あたらしいメディアとしての」(8/10)
海老原豊「カオスの縁を漂う言語SF――ポストヒューマン/ヒューマニティーズを記述する」(9/10)
小森健太朗「虚構内キャラクターの死と存在――復岐する無数の可能世界でいかに死を与えるか」(10/10)


イベント「ぼくたちのかんがえた伊藤計劃以後」(2013年9月1日@青山ブックセンター)を開催し、伊藤計劃のSFの特色、伊藤計劃以後とは何かを掘り下げました。レポートは以下の3つ。

「ぼくたちのかんがえた伊藤計劃以後」2013年9月1日@青山ブックセンター(1/3)
「ぼくたちのかんがえた伊藤計劃以後」2013年9月1日@青山ブックセンター(2/3)
「ぼくたちのかんがえた伊藤計劃以後」2013年9月1日@青山ブックセンター(3/3)

イベント「限界研【編】『ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後のSF』刊行記念 未来を産出(デリヴァリ)するために 〜新しい人間、新しいSF〜」(2013年10月5日@池袋ジュンク堂)も行いました。このイベントで岡和田晃が使った資料は次です。

岡和田晃が考える「伊藤計劃以後」

文学フリマに『Genkai vol.3 伊藤計劃以後』を刊行し、上記イベントを載録しました。この同人誌に収録されている「伊藤計劃を読むためのn冊」はブログで原稿が読めます。

伊藤計劃を読むためのn冊 その1 イーライ・パリサー『閉じこもるインターネット』
伊藤計劃を読むためのn冊 その2 神林長平「いま集合的無意識を、」
伊藤計劃を読むためのn冊 その3 八杉将司『光を忘れた星で』
伊藤計劃を読むためのn冊 その4 栗本薫『レダ』
伊藤計劃を読むためのn冊 その5 コリイ・ドクトロウ『リトル・ブラザー』
伊藤計劃を読むためのn冊 その6 ベンジャミン・リベット『マインド・タイム 脳と意識の時間』
伊藤計劃を読むためのn冊 その7 酉島伝法『皆勤の徒』
伊藤計劃を読むためのn冊 その8 J・G・バラード『結晶世界』

同じく『Genkai vol.3 伊藤計劃以後』に掲載したTwitter読書会の文字原稿「Twitter読書会ニコ生特別放送「このSFがすごい!」」もブログに再掲しました。

『Genkai vol.3 伊藤計劃以後』再掲 Twitter読書会「今このSFがすごい!」