限界研blog

限界研の活動や記事を掲載します。

長谷敏司×藤田直哉トークイベント

限界研の藤田直哉がSF作家の長谷敏司ジュンク堂池袋店でトークイベントをやります。


■タイトル「神への崇敬でも、同胞愛でもない、新しい言葉 ――〈人間ではないもの〉との共存に向けて」

■会場 ジュンク堂書店池袋本店 4階カフェにて

■定員 40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)

■入場料 1000円 (ドリンク付)

■受付 お電話又はご来店(1Fサービスカウンター)にて先着順に受付。




キャラクターや、計算機などと、われわれはどう共存するのか? 「ベストSF2012」にて第三位に選ばれた傑作SF『BEATLESS』(角川書店)において、長谷敏司は、人間の“かたち”をしており、人間を“アナログハック”できる超高度AIとその共存の問題点と可能性を具体的に模索し、描いた。一方、新人評論家の藤田直哉は、その初の単著『虚構内存在』において、筒井康隆を徹底的に論じることでその〈虚構内存在〉という概念を磨き上げ、その可能性を現在に問い、〈虚構内存在との共同存在〉を提案する。


人間は、進化して自分たちすら超えていく“モノ”をも含みこんだ概念として捉えなおすべきであると提案する『BEATLESS』と、虚構内存在との共同存在の倫理を構築しようとする『虚構内存在』とは、既にわれわれが直面している〈人間ではないもの〉との共存という問題に対する別種のアプローチからの別種の応えである。今最もSFで旬な作家の一人・長谷敏司と、新進気鋭の評論家・藤田直哉が、互いの経験と知をぶつけあい、〈人間ではないもの〉に向けた、「神への崇敬でも、同胞愛でもない、新しい言葉」(『BEATLESS』)を模索する!

申し込みはジュンク堂ウェブサイトからどうぞ。


藤田直哉長谷敏司ともに新刊について熱く語ります。


虚構内存在――筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉

虚構内存在――筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉

BEATLESS

BEATLESS