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渡邉&小森の評論が本格ミステリ大賞評論・研究部門の候補に選ばれました

限界研の渡邉大輔が、昨年『ユリイカ 総特集◎シャーロック・ホームズ』(8月臨時増刊号)に寄稿した評論「情報化するミステリと映像−−『SHERLOCK』に見るメディア表象の現在」が、第15回本格ミステリ大賞評論・研究部門の候補作に選ばれました。

同じく限界研の小森健太郎も、『本格ミステリーワールド2015』に寄稿した、「ループものミステリと、後期クイーン的問題の所在について」も、選ばれました。

本格ミステリー・ワールド2015

本格ミステリー・ワールド2015

候補作一覧は以下です。

・『アガサ・クリスティー完全攻略』霜月蒼(講談社
・『大癋見警部の事件簿』深水黎一郎(光文社)
・『路地裏の迷宮踏査』杉江松恋東京創元社
・「情報化するミステリと映像」渡邉大輔(青土社ユリイカ 8月臨時増刊号 総特集 シャーロック・ホームズ』掲載)
・「ループものミステリと、後期クイーン的問題の所在について」小森健太朗(南雲堂『本格ミステリワールド2015』掲載)

詳報は本格ミステリ作家クラブTwitterアカウント(@honkakumystery)をフォローしてください。

なお2年前には、限界研編『21世紀探偵小説』が本格ミステリ大賞評論・研究部門の候補作に選ばれました(…残念ながら受賞は逃しましたが…!)。

21世紀探偵小説 ポスト新本格と論理の崩壊

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