限界研の渡邉大輔が、昨年『ユリイカ 総特集◎シャーロック・ホームズ』(8月臨時増刊号)に寄稿した評論「情報化するミステリと映像−−『SHERLOCK』に見るメディア表象の現在」が、第15回本格ミステリ大賞評論・研究部門の候補作に選ばれました。
ユリイカ 2014年8月臨時増刊号 総特集◎シャーロック・ホームズ - コナン・ドイルから『SHERLOCK』へ -
- 作者: ベネディクト・カンバーバッチ,マーティン・フリーマン,スティーヴン・モファット,マーク・ゲイティス,三谷幸喜,池内紀,東山あかね,日暮雅通,辻村深月
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2014/07/15
- メディア: ムック
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同じく限界研の小森健太郎も、『本格ミステリーワールド2015』に寄稿した、「ループものミステリと、後期クイーン的問題の所在について」も、選ばれました。
- 作者: 島田荘司
- 出版社/メーカー: 南雲堂
- 発売日: 2014/12/17
- メディア: ムック
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候補作一覧は以下です。
・『アガサ・クリスティー完全攻略』霜月蒼(講談社)
・『大癋見警部の事件簿』深水黎一郎(光文社)
・『路地裏の迷宮踏査』杉江松恋(東京創元社)
・「情報化するミステリと映像」渡邉大輔(青土社『ユリイカ 8月臨時増刊号 総特集 シャーロック・ホームズ』掲載)
・「ループものミステリと、後期クイーン的問題の所在について」小森健太朗(南雲堂『本格ミステリワールド2015』掲載)
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なお2年前には、限界研編『21世紀探偵小説』が本格ミステリ大賞評論・研究部門の候補作に選ばれました(…残念ながら受賞は逃しましたが…!)。