限界研blog

限界研の活動や記事を掲載します。

『ジャーロ』限界研連載・謎のリアリティ

光文社のミステリ雑誌『ジャーロ』にある限界研の連載評論「謎のリアリティ」。



今回は海老原豊が、七尾与史『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』を、複雑系科学の観点から分析しています。



ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件

ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件

人間の悪意(意図)を複雑系科学の創発現象のひとつとしてとらえ、ミステリ批評に新しい方法論を持ちこんでいます。


参考文献はニール・ジョンソンの『複雑で単純な世界』です。


複雑で単純な世界: 不確実なできごとを複雑系で予測する

複雑で単純な世界: 不確実なできごとを複雑系で予測する


人文系クラスタにもわかる複雑系入門になっていますので、ぜひご覧ください。