限界研blog

限界研の活動や記事を掲載します。

書籍版『プレイヤーはどこへ行くのか』の誤表記のお詫びと訂正

書籍版『プレイヤーはどこへ行くのか』にいくつかの誤表記が発見されました。
この場を借りて深くお詫び申し上げます。

書籍版をお買い上げの方は、大変お手数ですが、以下のページより正誤表をご参照お願い致します。

https://www.nanun-do.co.jp/dcms_media/other/%E6%AD%A3%E8%AA%A4%E8%A1%A8.pdf


なお、正誤表のうち、特に重要と考えられる人名・ゲームタイトル等の誤記への修正内容を、以下に掲載いたします。

目次およびP150 Twich Plays→Twitch Plays
P.75ℓ.16 5pb5pb.
P.75ℓ.17(二箇所) ニトロプラス → 5pb.、ニトロプラス
P.75ℓ.18 『ROBOTICS;NOTES』(ニトロプラス →『ROBOTICS;NOTES』(5pb.
P155.159.161 パズル&ドラゴン→パズル&ドラゴンズ
P321 古田寛→吉田寛
P221~P222 Gone Home→Depression Quest(これに伴いGone Homeの内容に関する記述全体を削除)
カバー裏 IFA2018→FIFA2018
カバー裏 177.000 ACHIEVEMENT→+187.000 ACHIEVEMENTS
カバー裏 Vitural Vitural Reality→Virtual Virtual Reality

また、これに伴い、先日発売されました電子書籍版は修正を反映した内容となっております。

関係者の皆さま、および書籍版をお買い上げ頂いた皆さま、大変申し訳ございませんでした。

『プレイヤーはどこへ行くのか』編者一同

限界研『プレどこ』トークイベント第一弾 動画アーカイブ

1月27日に行われた『プレイヤーはどこへ行くのか』刊行記念トークイベント第一弾ですが、
おかげさまで会場はほぼ満員、盛況のうちに終えることができました。

イベント前半はゲストとしてご登壇いただいた赤野工作様福山幸司様のご両名にそれぞれ『ゲームについて語ること』をテーマにプレゼンいただき、
それをもとに限界研の藤田・竹本とでトークセッションを行う形で進行しました。

ゲーム批評の意義や、ゲームについて考え、語ることの重要性について、また生まれつつある新しいゲームの潮流をどう評価していくかについてを考えるきっかけとなるイベントになったのではないかと思います。

ご参加できなかった方も、ぜひアーカイブ動画をご視聴ください。
www.youtube.com

改めまして、赤野様・福山様、そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。


なお、刊行記念トークイベント第二弾についても、詳細を近日中に発表できるかと思います。お待たせして申し訳ありませんが、もう少々お待ち下さい!

ディズニーツムツム論って何が論じられてるの?

こんにちは、『プレイヤーはどこへ行くのか』の執筆者のひとりである蔓葉です。

昨年末に発売されました『プレイヤーはどこへ行くのか』は比較的好評をいただいているようで、もっともなご批判をいくつか拝読しました。

この論集のように執筆者が手探りで調べてまとめた論考の場合、好評はもちろんのこと、具体的なご批判の指摘もまた有益だと思っています。

それは執筆者と同様の疑問や課題を調べる際の指針として第三者に機能すると考えるからです。

さて、まだ購入を迷っている方には向けにはガイダンス的に、読了いただいた方へのオマケ的な意味合いで、ざっくりと自分の論考を紹介したいと思います。

続きを読む

『プレどこ』出版記念トークイベント第一弾を開催!

昨年12月に限界研が出版したゲーム評論集
『プレイヤーはどこへ行くのか――デジタルゲームへの批評的接近』、通称『プレどこ』。
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その発売記念イベント第一弾として、

1月27日(日) 16:00より吉祥寺Pico Pico Cafeにてトークイベントを開催いたします!
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詳細・チケット予約は以下のサイトからになります。
genkaiken-event-001.peatix.com

ゲストには、

●ゲームレビュアー・蒐集家であり、未来の低評価ゲームレビューサイトを舞台にしたSF小説『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』の著者でもある赤野工作

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赤野工作氏

●IGN、電ファミニコゲーマー、AUTOMATON等の各種ゲームメディアで活躍するビデオゲーム・映画ジャーナリストの福山幸司

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福山幸司氏

の2名をお招きし、また限界研メンバーからは

●SF・文芸・美術評論家であり、IGNで『SF史に残る(べき)ゲームたち』を連載中でもある藤田直哉

サブカルチャー評論家・ネットカルチャーウォッチャーであり、今回『プレどこ』の編集も務めた竹本竜都

の2名が登壇します。

いずれもいわゆる「ゲーム批評」の周辺に位置する4人が、
独自の立場から「ゲームについて書くこと」の難しさと魅力について語り尽くします!!

ゲームに興味がある方、またゲームについて語ることが好きな方、ぜひご参加ください!!!

登壇者プロフィール:

赤野工作ーあかの・こうさく
作家。通称「工作員」。2017年にゲームレビューをテーマにしたSF小説「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム」でデビューしたのを皮切りに、ゲームをテーマにした小説ばかりを発表し続ける。ライターとしても電ファミニコゲーマー・触楽等にメディアで寄稿。好きなゲームは『牧場物語2』! https://twitter.com/KgPravda 

竹本竜都ーたけもと・りゅうと
一九八八年生まれ。テレビドラマ・映画助監督。インターネットサーファー・ネットカルチャーウォッチャー。フリーランスの立場を利用し、一年の半分ほど働かずに日々インターネットとゲームに勤しんでいる。学問的・専門的バックグラウンド:特になし。主な寄稿先に「ユリイカ」「ジャーロ」等。好きなゲームは『Wolfenstein:Enemy Territory』。https://twitter.com/17noobies

福山幸司ーふくやま・こうじ
一九八五年生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。ビデオゲームと映画のジャーナリスト・批評家。アドベンチャーゲーム研究家。AUTOMATON、IGN JAPAN、電ファミニコゲーマーに寄稿。好きなゲームは『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』。 https://twitter.com/fukuyaman 

藤田直哉ーふじた・なおや
一九八三年生まれ。早稲田大学第一文学部、東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻後期博士課程修了。博士(学術)。単著に『虚構内存在』『シン・ゴジラ論』『新世紀ゾンビ論』『娯楽としての炎上』などがある。好きなゲームはメタルギアhttps://twitter.com/naoya_fujita